
グループホーム概要
グループホームとは、福祉サービスの一つであり、障碍を持つ方や認知症の方など、生活に困難を抱える方を対象として共同生活を営むことができるような住居を提供するサービスです。「施設」というよりは「住居」という表現がふさわしく、一戸建てやマンションの一室をグループホームとして利用することが多くなっています。グループホームは大きく分けて2種類あり、障碍を持つ方を対象としたものと認知症の方を対象としたものがあります。当院で提供するグループホームは精神障害を持つ方を対象としています。
グループホーム 住居一覧
| 施設名 | 住所 | 定員 | 性別 | 家賃 | |
| たき桜 | 茂原市小林 | 10 | 男女 | 37,200円 | |
| さざんか | 茂原市高師 | 2 | 女 | 30,000円 | |
| あさがお | 茂原市高師町 | 5 | 男 | 35,000円 | |
| りんどう | 茂原市高師 | 10 | 男女 | 35,000円 | |
利用に関するご相談はこちら
グループホームさざんか支援センター
TEL. 0475-26-5700
利用対象者
- 精神疾患をお持ちの方(精神障碍者手帳や療育手帳をお持ちの方、手帳をお持ちでなくても自立支援医療を受けていればOKの場合もあります)
- 共同生活を営める方
- 日中は何らかの日中活動に通所されている方(精神科デイケア・作業所・就労等)
- ある程度自立されている方
利用料金
- 家賃 (1か月)30,000~37,200円(市町村の家賃助成制度を利用することができます)
- 保証金50,000円:入所時にお預かりし、退所時にお返しします 。退所時において修繕等の費用が発生する場合については、当該費用を差し引き、残金をお返しします。
- 障害福祉サービス利用料 住所地の市町村が収入に基づき決定します。
- 自立支援医療の利用をお勧めします
- 飲食物費、日用品費、水光熱費、利用者個人にかかる費用は、その実費が入所者の負担となります。
当院グループホームの特徴
- 定員2名~10名であり、それぞれの生活スタイルに合った住居を提供できます。
- 生活で不自由な点は当院の世話人がサポートします。
- 医療との連携が手厚くできます。
- 病院に近いため、病院のデイケアに通いやすい立地となります。半数以上の方が通われています。
- 近隣の相談支援事業所とも連絡を取り、連携しているため手続きがスムーズです。
- 適切な運営のために、月に1回のグループホーム運営会議を開催し、医師、薬剤師、看護師、事務職員といった多職種で利用者さんや施設の現状を検討しています。
各住居の紹介
たき桜
10名での共同生活になります。夜間支援員が配置され、365日24時間のサポートが可能です。サポートが手厚いです。家賃は37200円です。
グループホームたき桜 外観
さざんか
女性2名の共同生活です。当院で一番最初にできたグループホームです。

グループホームさざんか 外観
あさがお
男性5名の共同生活となります。病院からは少し離れており、比較的自立した方が多いです。一方で、近隣にはコンビニエンスストアやドラッグストアがあり、生活には便利な土地柄となります。

グループホームあさがお 外観
りんどう
ワンルームマンションの2階をグループホームとして使用しております。比較的自立度の高い方が多いです。

グループホームりんどう外観
障害者グループホーム
障害者グループホームは障害者総合支援法で定められた障害福祉サービスの1つで、少人数で共同生活を行う場所です。障害者グループホームには、「介護サービス包括型」「外部サービス利用型」「日中活動サービス支援型」「サテライト型」の4つの種類があります。
介護サービス包括型 【当グループホームの種類】
- 事業者自らが介護サービスの提供を行うグループホームです。
- 日常生活をする上で、相談・入浴・排泄または食事の介護といった日常生活上の援助を必要とする障がい者の方を対象としています。
- 主に、夜間や休日を中心に支援に入ります。
- 障害支援区分は、0~4程度までの方が対象となっています。
利用料
- 家賃プラス生活費「食費・水光熱費・お小遣い等」となります。
- 家賃が実質グループホームの利用料となります。
- 家賃は地域によってばらつきがありますが、全国統一で1万円の家賃助成があります。
- 生活保護受給者も多いことを考慮して、生活保護の家賃補助の範囲内で家賃が設定されるケースも多いです。
- 生活費で固定支出となる者は光熱費です。グループホームでかかる光熱費を利用者で割って負担します。
- ただし、個室の電気代などは個人負担となります。
グループホームのメリット・デメリット
- 障害を抱えることで孤立してしまいがちですが、共同生活や支援員とのかかわりの中で社会との接点を持つことができるようになります。
- 利用者の方が望む自分らしい生活を支援員と相談しながら実現できます。
